黄ばんだ紙切れ

推しが帝国劇場に立ちます

 

こんにちは。こういう類のエントリー書くのはめちゃくちゃ久しぶりです。去年1年はほぼブログに触っていない上に今年になってからは江水散花雪の話しかしていないので……
もうちょい考えたこととか書き留めておきたいんだけどね。

 

 

もう3年近く前(怖……)、WSSへの出演が決まって大騒ぎエントリーを上げた日からずっと、いつかその日が来たらこのタイトルでブログを書こうって決めていました。

 

ということで来年2月、推しが帝国劇場に立ちます。

とは言えあの時ほど大混乱はしていません。これはわたしが絶賛コロナ罹患中でそんなテンションじゃなかったというのと、なんかまあ、そろそろだろうな。みたいな気持ちが薄々あったためです。
もちろん心底嬉しいし、タイトルは予想外だったし、ま~~~た早朝解禁で腰抜かしはしたけど。あとたまたまこの少し前にフォロワーと飲んでて「そろそろだと思います?何年後かな、来年あると思います??」みたいな会話をしたところだったので、タイムリー過ぎて驚くよりウケちゃった。

そのくらい、わたしにとってはもう在り得ない話ではなかったので。

あと2020年の夏から長らくオタクやめてたので、一応とはいえわたしがまた推しって呼び始めてからのことだったのは本当に良かった。このタイトル使えなくなるとこだった。

 

 

「いつか帝劇にこの人を観に行きたい」というのは推し始めた当初から「この人のミュージカルをたくさん観てみたい」の延長に自然に存在したものだったけど、本人の言葉を見聞きするうちに、だんだんそんなに大っぴらに振りかざすものでもないなって思うようになった。
これが帝劇に出たいです!この役がやりたいです!みたいに公言してる人が相手ならじゃあその夢を一緒に見ようってスタンスでいられるけど、そうでない場合理想の押し付けと何が違うのかわからない。
始球式みたいに完全に見てるものが同じパターンはともかく、どこ目指してるのか知らない相手に個人的な願望でやいやい言うよりは、黙って見ている方を選ぼうと思って。何よりやりたいと思う仕事で輝いていてくれたらいいなあ、という気持ちが一番大きいのはずっと変わらなかった。

それが、あれーなんか、知らないうちにそんなところ向いてたの?みたいになったのが本当につい最近の話で、からの今回のこれ。展開早。

 

面倒な立場を取り続けて来たけど、「帝劇に立つ」という、少なくともわたしにとってはすごく大きい事実を前にして、やっぱり夢を見られるからこの役者が好きなんだよなあって改めて思った。
客席から見るたびに、もっとこんな姿が見たい、次はあんな役が見たいって無限に夢想できるから。そしてなんとそれをどんどん叶えてくれてしまうから、ずっと惚れ込んでるんだよなって。
まああくまでわたしの夢であって有澤さんの目標でもなんでもないから、それをどこまで大っぴらにしていくかが今までもこれからも考えどころですねって感じなんだけど。

 

この一瞬だけだとしても、わたしの勝手な「観てみたい」が推しの「やりたい」と交わったことが嬉しくて仕方なかった。

なんかやっぱりこれだな。

今はすごく運の良いことにそれらが交わり続けてるらしいけど、今後もこっちはこっちで勝手に夢を見るから、やりたいようにやってほしい。それが一番幸せ。

 

 

有澤樟太郎さん。舞台『キングダム』ご出演、そして帝劇デビュー、おめでとうございます。