黄ばんだ紙切れ

音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード ~青空篇~2019」の感想

こんにちは。嶺谷です。

 

9月28日に推しが出演する朗読劇、「ヘブンズ・レコード」神戸公演を観劇してきました!というわけでその感想です。

公式サイトのあらすじ

……2000年、夏。阪神・淡路大震災から5年後の神戸。

すさまじい早さで「物理的に」復興していく被災地。
そんな街の片隅に、一台のワゴン車が止まっていた。
毎日移動して青空市を開く中古レコード屋『ヘブンズ・レコード』だ。
看板には 『あなたのためのレコード、あります』とある。
これはいったい……?

ワゴンには山積みのレコード。
音楽にやたら詳しい店長と、ミュージシャンを目指すバイトのタケルがいる。
カーラジオからは、いつも葛西花のラジオ番組が流れていた。

そんな店へレコードを売りに行ったり、買いに来たりする客がいる。
どの客も、震災の悲しみから立ち上がろうとしていた。
だがどうしても、乗り越えられない心の傷がある。
そんな彼らに、店長は救いのレコードを差し出すのであった……。

生演奏・イメージ映像とともに贈る、切なくも前向きな、
3つのお話のオムニバス朗読劇です。

 

防災プロジェクトの一環としての演目ということで、公演に先んじて神戸新聞に推しが掲載されたりしてとてもテンションが上がりました。地方新聞でも取り寄せできる世の中素晴らしいですね。


昨年の「予告犯」以来1年ぶりとなる朗読劇へのご出演、しかも期間中に誕生日!!!しかも推しの地元での公演!!!!更に追加で情報開示されたアフタートーク(こりゃあきっとサプライズがある!!!)!!
実生活が全く遠征している場合ではないのでギリギリまで迷ったのですが、結局行くっきゃねえ!!となり弾丸神戸キメてきました。

まじで弾丸すぎて何一つ見なかったし食べなかった……そのうちちゃんと観光しに来たいものです。強いて言うなら、行き帰りの電車や新幹線の中から外を眺めて「めっちゃ山ある…………」という感想を抱くなどしました。関東平野に住んでると見ないですよねぇ、山。

 

✳︎

肝心のストーリーですが、まあべっしょべしょに泣きました。こういうド直球な作品に弱い節があります……。

家族を喪ってもう会えない怒りや遣る瀬なさや悲しみ、現実逃避、自己嫌悪、それらを全部受け入れて顔を上げる強さとか。苦しくて眩しくて公演中ずっとだらだら泣いてしまった。

岩永洋昭さん、恥ずかしながら日本号さんしかガッツリ演技してるところを見たことがなかったんですが本当に凄かったです。

 

推しの役はミュージシャンを志すバイトの青年。調子が良くて軽率で、前川さん演じる店長に軽口叩いてはやり返されてる、ちょっとイキった素直な若者という感じでした。

当たり前なんですが登場人物はほぼ全員神戸弁(て言うのか?)で、普段よく見る推しの方は敬語の標準語に時々柔らかい関西弁混じりなので、チャキチャキした方言や憎まれ口が新鮮で楽しかったです。

第3話のラストではワンフレーズ、小声でですが推しが歌うシーンがあって、推しの声大好きマンはめちゃくちゃ動揺しました。一回フルで歌ってほしいです。

 

第1話から第3話まで、全てのエピソードにモデルとなった実在の人や建造物があったみたいですね。出演者の方が訪問したというツイートをされてました。

他にもロビーで防災ワークショップが行われていたり、チャリティーオークションがあったりと主旨が主旨なので日頃の観劇現場とはちょっと違った雰囲気でした。客層も若い女性ばかりというわけでもなく小中学生や年配の方、親子連れも半分弱くらいはいた気がします。他の回だったらもう少し地元の方が多かったのかもしれない(何せ推しの誕生日+アフト回だったので)。

 

アフトでは予想通り推しのバースデーサプライズがありました!!!もう本人ラジオで話してたので普通に内容書きますけど正直歌見たかったです。

一瞬本気で騙されて思いっきり期待したんですが、花*花の方が袖に引っ込んでいったところで気付きました。そして登場するケーキ。推しのなんとも言えないリアクション。

本当におめでとうございました……行ってよかったな…………(もう1ヶ月前です)

ラジオとか現場とかニコ生とか、色んなところで誕生日を祝われる推しが見られて楽しかったです。来年もおめでとう!!!って馬鹿騒ぎしたいなあ。

 

 

 

次の感想もとっとと書き上げたいと思います。

それでは。